私たちが今いるのは夜の学校でございます。

ここ、楼蘭高校には妖の力を強くする効果がございます。ですから、ここには多くの妖が集まるって参ります。

それらが多く集まれば何が起こるかわかりません。
ですので、我々はそれを防ぐためここにいるのでございます。


「大和、行くわよ」
「はい、お嬢様」


行こうとすると、どこからか声をかけられ・・・

「おい、お前らがなぜここにいるんだ??」
「たしか、大山さんと影山君だよねww」


「ぇ、いったいどこから」
「鈴夏、そこの木の上・・・」


そして、木の上を見ると・・・
同じクラスの麻倉君と西崎さんの二人がいた・・・

「なぁ、なんでお前らがここにそれもこんな時間にいんの??」
「それはこっちのセリフよ!!」
「まぁ、落ち着きなよ」
「その通りだ。」


「チィ」
「大和はきずいてたの??」
「ああ、最初からな」
「それなら、そんな言葉ずかいしなくていいんじゃない?さっきのようにさ♪」


やはりそこも見られてましたか・・

「それもそうですね(黒笑)お嬢様、申し訳ありません」
「別にかまわないわ。それより、話を戻しましょう」
「そうでございますね」


「私たちはね、陰陽師っていう職業なの♪そっちも聞かせてくれるかな?」
「おい、呉羽なに言ってんだよ!」
「別にいいじゃんww」


「私たちも陰陽師よ。」