大山グループ・・・・

それは世界のNO1を誇る財閥でございます。


この私(わたくし)、今日からそこの頭首である大山 鈴夏お嬢様の執事をさせていただくことになったのでございます。


「そう言えば今日は新しい執事が来るんだったわね。もう、来てるかしら?」

あら、自己紹介が遅れたわね。

私は大山 鈴夏。楼蘭高校に通う17歳のお嬢様♪ココだけの話、私は大山グループの当主なのよ♪

でも、そのことを隠して私は高校に通っているの。だから、みんなは私のことを少しばかり金のある女の子というふうにしか見ていないのよ♪


「あっ、もう来てる。」

ガチャ

中から出てきたのは燕尾服を着こなし顔の整った青年だった・・・

「お帰りなさいませ、お嬢様。」

あら、思ってたよりカッコイイし若いわね。

「あなたが新しい執事ね?」
「左様にございます。どうぞ、お乗りください。」

そう言ってドアを開けたこの執事。

「ええ、ありがとう」