お母さんとお父さんにはもう会うことができない 漠然とした気持ちが胸になだれ込んでくる。 「もう少ししたら会えるわよ。」 彼女はそう言った。 うそつき…おねーさんのうそつき…。 一筋の涙がとめどなく流れていく。頬を伝っては、ぽたりぽたりと雫が服をしめらせていく。 【おかあさんとおとうさんをかえして!!】 ずっとそう心の中で叫び続けた。 その日を境に、私の涙は出なくなった。 きっと…私の涙はあの日に枯れてしまったんだ。 ーーーーーーーーーー ーーーーーーーーー ーーーーーーーー