「お父さん!大変よ~!笑美ちゃん40℃近く熱があるわよ!?」


「なんだって!?今すぐ点滴持っていくから、いそいで点滴室に…!!」



奥の方で慌ただしい2人の声が聞こえる。



「月森、こっち来て?えっと…ベットに寝ころんでおいて。」



…あれ?そういえば…


私はふとある違和感にきがついた。



「いつの間にか呼び捨てになってる…」


「…え?あ、ごめん。つい…ダメかな??」


「別に…ダメじゃない」