ずらりと並んだ棚の中には古いものから新しいものまできちんと整頓されている。 私の1番好きな図書室だった。 ガチッ 少しドアに手をかけ開みてみると鍵がささっていた。 やっぱり開いてないか…冷たくて堅い扉に背を向けて、ぼーっと天井を見上げる。 【そんな訳ない】 【本当の親ではない】 どうしてあんな事いったんだろうか… 気が付けば声にだして自然と言っていた。