「あ~…今日ちょっと調子悪そうだったから、カゼ引いてると思って…違うならいいんだけど。」


気づかれてたんだ…



「…だい、じょ、ぶ。」


大丈夫と伝えたはずなのに舌がうまくまわらない


「…そっか、でもムリだけはしないで。」



でもここで休むわけにはいかない。


これまで1回も学校を休んだことがない。と言っても、ただ単に勉強のためだけに来てたわけじゃなかった。


・・・
あの家に…居たくないだけ…。