自分でも気が付かないうちに口が動いていた。 「…っで…の…?」 「え??」 「なんであんたなの??」 3人の内の1人、綾という子が言った。 さっきまで強い目をしていたときとはまるで別人のように目から涙が流れ落ちた。 あ…思い出した!! 彼女の名前は新堂綾(しんどうあや)。 そして2番目に口を出してきたのが遠藤(えんどう)さやで…。 最後に話したのが森口美沙(もりぐちみさ)だった