「あの…叔父さんは?」 疑問に思った私は、そのまま口に出した。 と、次の瞬間叔母さんの顔が少し歪んだ。 「…あの人とは離婚したわ。あなたが出ていってから数日後に…ね。」 どうやら離婚したのは本当らしい。 叔母さんの顔は悲しそうだった。 「…ごめんなさい。」 いつものクセで、また謝った。 「いいのよ。私こそごめんなさいね。今まで放ったらかしにしていて…」