とにかくこの、今にも泣き出しそうな顔をどうにかしようと思った。


自分の頬を引っ張って口角をムリに上げる。


それとは裏腹に再び涙が流れでる。


止まれ…!止まれ…!!


だけど溢れだした涙はなかなか言うことを聞いてくれなくて、やっと止まったのは予鈴のチャイムが鳴ったときだった。



ーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーーー