「…ぅしてよ…なんで!?どうしてよっ!!」 憎しみから溢れだした涙は気づけば、止まらなくなっていた。 キッと睨みつけて目で相手をとらえる。 「どうしてかって??ククッあいつが悪いんだ。 俺と別れて、さっさと他の男つくって幸せに結婚しやがって… 俺はなぁ、お前の母親の元恋人だ。 俺と別れておいて自分だけ幸せになってるアイツが許せなかった。だから殺してやったんだ!!」 コイツ…狂ってる!そんな理由でお母さんとお父さんを…?