『じゃ、俺はそろそろ帰るから』 夏だからまだ明るいとはいえ時刻はもう6時半を回っていた 俺は勢いよく漕いだブランコから飛び上手く着地してこいつに聞いた 『また明日来るだろ?』 『はい。』 こいつは小さく笑って頷いた 聞かなくてもわかっている こいつが明日もいるということは 『じゃあな』 『はい。また明日』 こいつが 俺より後に公園に来ることも 俺より先に公園から出ることもない 一体何時間公園にいるのかまったくわからない 知りたいとも思わないけど…