空の下のあの公園で



次の日
昨日の豪雨は嘘かのように晴れ9月らしい暑さを取り戻した

幸い風邪をぶり返すことはなかったので大学へ行く準備をする


『あいつ帰ったか?昨日…』


あいつ…なにかあったにちがいはないと思う



そんなことを考えながら歩く




道路にできた大きな水溜まりが昨日の雨の酷さを物語っていた

家を出たところでメールが届き携帯が鳴った

メールを確認すると相手は敦から


金曜日以来合ってないので妙に緊張する




¨わかったかのようにぬかしてんじゃねーよ!!¨

¨お前に俺の何がわかんだよ!?¨―


『はぁ』

金曜日つい敦に対し言ってしまったことかなり後悔している

普通に話せるだろうか?

そんな思いでメールを確認すると
¨用事あるから家来て¨という内容だった

『用事って…』

大学まで時間はあるし金曜日は世話になったので渋々行くことにした