空の下のあの公園で



『なぁ…』


『……』


『なぁって!!!!』

痺れを切らした俺はまた怒鳴ってしまった


『もう………いいですよ来なくて』

そうハハと笑った
いや、顔は笑えていない

『口開いたと思ったらそれかよ』


ガキのくせに


『なんで俺がお前の指図を受けなきゃならねー?』


生意気で


『なんでてめーのために俺が雨の中わざわざ走らなきゃならねー?』


ムカつく


『なんで俺がてめーの心配しなきゃならねー?』


他人のくせに


『なんで俺が、お前に会いに行かなきゃならねー?』


俺の中では


『何1つわかんねーよ……』


もう


『ただもう…大事なやつ……失いたくねーんだよ…』



でかい存在なんだよ


なぜかお前が消えてしまいそうに見えるんだよ…


しょうがねーだろ