チュ・・・・。
一つ柔らかくて暖かいものが唇に落とされた。
「っ・・・。」
キスだ・・・。
でもなぜかあまり驚かない。
・・・ううん。そのほうが心地いい。
でも彼はなかなか唇を離してくれない。
私は心拍数があがり体が熱くなってるのがわかった。
すると彼は唇を離した。
「俊ちゃん・・・。」
ファーストキスが・・・彼。
しっくりこないけど・・・実感できる。
「星華・・・驚いたりしないの?」
「え?・・・うん。俊ちゃんのキス優しかったから・・・ありがとう。」
私は彼に微笑むと彼は私にまた・・・落とす。
けど・・・短かった。
「もう一回してもいい?嬉しすぎてどうにかなっちゃいそう。」
そう告げて私が言おうとする前に
今度は深く入ってきた。
「ん・・・っ。」
俊ちゃん・・・あたしもどうにかなっちゃうかも。
「ちゅ・・・はっ・・ん。」
最初はゆっくり・・・それからどんどん深く入って
私は正直抵抗したけど・・・頭を掴まれてたから動けなくて・・・。
結局負けてしまった・・・。
「俊ちゃ・・・っ。」
でも苦しい・・・息が上手く出来ない。
「星華・・・大丈夫?」
すると私が苦しがってるのに気づいたのか
彼はいったんキスするのをやめた。
「はぁ・・はぁ・・俊ちゃんキス上手すぎるよ・・・。」
彼はきっとファーストキスじゃないだろう。
と変な事考えてしまった。
「え?そうかな・・・これでも初めてだよ?でも星華が可愛くてしょうがなかったから・・・いじめてみた。」
初めてにしては上手すぎじゃない!?
てか・・い・・・いじめられた!!!
「酷い!!!俊ちゃんはそんなことしないって信じてたのに!!」
軽く彼の体を叩く。
「えっ・・・ごめんね。いじめてないよ・・・。」
彼の優しくて静かな声が響く。
「本当に・・・?」
