俺はうざい女共を無視して教室へ向かった。曲を止めて自分の席に座った。



…ここにもうざくて香水臭い女共がぞろぞろいた。はぁ…疲れる。



「そこの女。南崎 椎弥を呼んでくれ」
「は、はい…///な、南崎君涼村君が呼んでるよ///」

どんだけ顔赤くしてんだよ…キモい。
「…ああ」


はぁ…めんどくせーな。自分で呼べよ。ったくなんで俺が動かねーとなんねーんだよ。ま、うざい女共から離れられんのはいいけどな。つーか風紀委員が俺に何のようだよ…俺なんかしたか?

「…屋上行くぞ。」
「は?んでだよ。めんどくせーな。」
「ここにいては俺の目と鼻と耳が腐るからだ。」

ああ…コイツ極度の女嫌いだったな。確か女に抱きつかれて2週間くらい機嫌悪かったし。どんだけだよwwやべーコイツが抱きつかれた顔が忘れらんねーわ。

「何笑ってるんだい?」
「…何でもねーよ。つーか風紀委員の涼村 雄介が俺になんの用だよ」

そうだそうだ。なんで呼び出されたのかが知りたい。俺なんもしてねーし。喧嘩だって最近してねーしな。それとも何か?俺に喧嘩売りに来たのか?

…コイツだったら有り得ない事はない。もし本当に喧嘩売りに来たのなら相手になるぜ。売られた喧嘩は買う。それが俺の主義ってもんだ。

「俺が君を呼んだ理由は…」