「いざっ!出陣ーっ!!」
「舞花!静かにっ!!」
私の家をびしっと指を向けて叫ぶ舞花を、私は必死で押さえた。
「とりあえず、中に入ろ!
たぶん、ママはいると思うから」
「わかった!」
これ以上楽しいことはない!
とでも言いかねないような笑顔で、舞花は私の後に続いて家に入った。
薄いグレーの石が綺麗に顔を出してる玄関を通り過ぎて、白でまとめられたリビングを覗く。
思った通り!
すでに家にいたママは、私の気配に気付いて顔を上げた。
「おかえり、芽依。
荷物を置いたら練習してね」
「わかってる。
あー……でもね、ちょっと舞花が来てて、一緒に宿題をやることになってるの。
リビング使ってもいいよね?」
「舞花ちゃんが?
まぁ、宿題なら仕方がないけど、早く終わらせるのよ」
少し不機嫌そうに答えて、ママはリビングから出ていった。
飲み物でも用意してくれるのかな……?
「じゃ、とりあえず宿題やっとく?」
「うん」
面倒そうに言った舞花に、私は迷わず頷いた。
「舞花!静かにっ!!」
私の家をびしっと指を向けて叫ぶ舞花を、私は必死で押さえた。
「とりあえず、中に入ろ!
たぶん、ママはいると思うから」
「わかった!」
これ以上楽しいことはない!
とでも言いかねないような笑顔で、舞花は私の後に続いて家に入った。
薄いグレーの石が綺麗に顔を出してる玄関を通り過ぎて、白でまとめられたリビングを覗く。
思った通り!
すでに家にいたママは、私の気配に気付いて顔を上げた。
「おかえり、芽依。
荷物を置いたら練習してね」
「わかってる。
あー……でもね、ちょっと舞花が来てて、一緒に宿題をやることになってるの。
リビング使ってもいいよね?」
「舞花ちゃんが?
まぁ、宿題なら仕方がないけど、早く終わらせるのよ」
少し不機嫌そうに答えて、ママはリビングから出ていった。
飲み物でも用意してくれるのかな……?
「じゃ、とりあえず宿題やっとく?」
「うん」
面倒そうに言った舞花に、私は迷わず頷いた。


