「先生、光希のせいじゃないんなら早く監視やめて下さい。」 「そういう訳にはいかない。」 何でよ、面倒くさいな。 「要は光希が、喧嘩をしなければいいんですよね?」 あたしは思いついたようにニヤっと笑った。 「そうですけど…、何をするつもりなんですか?」 「先生は黙って見てて下さい。」 いいこと思いついたっ♪ 「格闘技の授業っていつあるんですか?」 「明日あります。」 光希を襲ったやつ、返り討ちにしてあげる。