脱!不良娘。

「じゃあ席の隣の人は女の子の方がいいかしら?佐伯さんの隣がちょうど空いてるしそこでいいわね。」






あたしの隣?






「はい。もちろんです。」



あたしは笑顔で言った。







「五十嵐さんよろしくね。」





やっぱり第一印象が大切だよね。



「よろしく。」





うん、クールだね。





この人ほどのクールはこの学校にはいないだろう。