階段の下の方から、継母の呼ぶ声が聞こえてきた。 『何ですか?どうかしましたか?』 (まだ遊ばれてんだよ…さっさと着替えさせてくれ…) 「シトリー、大至急お遣いを頼まれてくれる?」 『分かりました。着替えてから急いで行って来ます。』 (これで着替えられる!) 「大至急でって言ってるでしょ!」 「似合ってるからそのまま行けばいいじゃない〜」