私のかえる場所


毛布にくるまり俯いて泣いていると
誰かが横に座った。
みんな寝ていると思っていたから
驚き顔を上げると
そこには教育専攻の和が座っていた。

それまで和とはあまり話したことはなかった。
浪人していたので
年はひとつ上で、なんとなく話しにくかった。

泣いてることに気づいた私は
急いで涙を拭った。

「大丈夫?なんかあったの?」

「・・・・」

「話したくないならいいよ。
寒いし、中入れよ?」