love you... 消えてゆく

ざわざわざわざわ......


「美香っ、ここだよね?めっちゃ緊張する、美香と同じクラスじゃなかったらどうしよう」

私は即答だった。

「絶対同じクラスだって。心配することはないよ。じゃあせーので、目開けようか...?」

ドキドキでいっぱいだった。

二人は同時に

『せーのっ』

って、

息がぴったりだった。

必死にさがした・・・。

二人の名前を。

「あたし一組だぁー 美香は?」

先に口を開いたのは未来だった。

「美香は三組だよーっ。」

泣きそうだった。

まさか未来とクラスが離れるなんて・・・。

絶望的だった。