グダグダしながらも、私たちは搭乗口へ向かった。


『S902便福岡行きの便は間もなく…』




空港にはアナウンスが響いていた。







この出来事が、



吉と出るか


凶と出るか



とりあえず、私たちの人生の大きな出来事となったのは間違いない。