「さて、何が良い???俺はこのブラックコーヒーで…おい、零は何が良いんだ??」 「…別に。なんでも良いですよ」 「…?何お前、不機嫌になってるんだよ」 「あ、あたしオレンジジュースがいいな~!!桜はっ??」 「あ、えと…リンゴジュースで」 由紀ちゃんが私の分もジュースを持ってきて、横に座る。 「あ、ありがと」 「いえいえ、どういたしまして♪ ――それより」