「あ、えっと…本当にありがとうございましたっ!えっと…その、私、クラス別の表、見るんで、しっ失礼しますっ!」 それから私は、ペコッと頭を下げた後急いで愛ちゃんの元へ向かった。 そういえば、ペコッと頭を下げて、上げた時に、なんか不機嫌そうな顔をしていたような…。 うぅ~ん。気のせいだよねっ! だって、こんなブスなあたしを助けてくれるような人だもん。 でも…みんなが言うような゛好き゛にはならなかったな。うん。 まっ。ブスな私が言ったら失礼だよね。でも、本当に゛ドキドキ゛しなかったな。