3日間の恋物語

一校門一



「きゃー!」


「京悟様~!」


「こっち向いて!!」



校門では、なんかすごい人だかり…。


それも…


全員、女の子だ!



「ねぇ、愛ちゃん騒がしいね。この人だかり、なんだろうね?通り道がふさがっちゃてるよ…。」



「なっ!ゆいっ!そんなこと言っちゃダメ!あの子たちに殺されたいの!」


「えっ!あの~愛、ちゃん?」


「まっまさか、知らない訳じゃないでしょうね!」


「えっと、その、そのまさか…です。」


「はぁ…何でゆいってこんなにも情報、知らないのよ。」


「ゴメンなさい。てか…愛ちゃん?こういうキャラだっけ?」


「…ゆい、ゴメン。つい…ネ。はは」


「本当にっ大丈夫?愛ちゃん?」


「本当ゴメン、ゆい。何かにむきになると、あたし性格変わっちゃうんだよね…。怖くなるというか…ね」


「もう、大丈夫だよ愛ちゃん。それに、私が知らなかったから、こんなことになっちゃたんだから…。」