「なあ、ナギ―…」


隣にいる由君に
寄りかかって“うぅー”
って唸る―…

恥ずかしいし、
嬉しい、でもやっぱり
恥ずかしくて―…


「ん?なにー?//」


「キス、していい?」



“ちょっと待って”

―…そう言う前に腕を
由君に引っ張られて

キスされた―…




「ゎ…わぁ…//」


言葉にならない言葉を
言いながらまた赤い顔を俯かせる―…


「やっべぇ…//」


あ…由君も
顔が赤くなってる…♪

あたしたちはお互いに
顔真っ赤で笑い合った**


「んな照れんなよっ…//初めてじゃないだろ?」


由君の言葉にもっと
もっと顔が赤くなる…


――初めてだよ…


なんて言うのも、
恥ずかしくてまた俯いた



「まじ…?」


隣から聞こえる由君の声


子どもだって軽蔑した?
愛想尽かしちゃう…?


重い…とか思ってる?