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『姫密桜
  *ひみつざくら』
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☆登場人物☆

義兄に恋する16歳
楠見 桜(クスミ サクラ)
×
楠見 槇(クスミ マキ) 
義妹が好き?18歳
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☆あらすじ☆

二つ年上の義兄、楠見 槇(クスミ マキ)が死ぬ程好きな主人公楠見 桜(クスミ サクラ)。しかし、その思いを胸の中に秘め生きてきた。槇に恋人がいても平気なふりをして、満開に咲き乱れる庭桜だけにそっと秘密の恋を打ち明けるだけの日々は、もう限界だったけれど、それをずっと続けるつもりでいた。そんなある日、槇が恋人と別れ次に現れた女性の影に桜は強い嫉妬心を覚えた。『貴女にだけは、兄は渡さない』、だって彼女は・・・

槇:::「怒ってるのか、俺、何かした?」
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☆藜のひとこと☆

この物語は、それまで書いていた場所を改めまして、初めて他所で書き始めた作品となりましたので、少し内容的にも分かりやすいものに挑戦してみようと考えましたが、ところが何の何の大変でした。学生ものは難しいということを学びました。私自身いろいろと悩んで模索していた時期でもありましたので物語も迷走してしまったようにも思いますが、この作品で兄妹愛は家族をも巻き込む大きな問題なのだと敢えて強く受け止めることができました。
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