-冬花side-

-ザワザワ
うぅ人多いなー・・・。
えーと、クラスは・・・
-ドンッ
「ゎあ!す、すいません!」
先に誤ったのは私ではなく
黒髪の背の高い男の子。
「こっ、こちらこそ
すいませんでした!
足元全然見てなくてっ・・・。」
私もとっさに頭を下げた。
「いや、こっちも悪いんで。」
「いや、私が悪いんですっ」
「いや、俺が・・・」
「いや、私が・・・」

「「・・・。」」