龍なる羽 壱【完】




パタン…


「お姉ちゃんはバカだなぁ…


あの人はお姉ちゃんだけ帰ってきてほしいのに…ー。」



私の小さな呟きは虚しく部屋に響いた



タイミングがいいのか、悪いのか…


~♪


電話…?


画面には『光輝』と出ていた。

「もし…「柚ー?


今日の迎え俺だから!!


7時になったら出てきてね!!


………。


柚ー?

聞いてる?


うん

聞いてるよ。

でも光輝…?


私の言葉を遮ってよかったのかなぁ…?


後で覚えとけよ…?」


ちょ…ゆ…

ブチ…」



ふっ…


さぁて…


光輝くんに何をしようかなぁ


そうだなぁー


あ…


“あれ”をやろ!!


ふふ…


楽しみだなぁ



ー…自然と自分の口角が上がっているのが分かった…ー