龍なる羽 壱【完】






「ー…えっ?」



な、んで…


今私は震えてると思う…ー


怖い…

怖い怖いっ…



「柚…?


どうかした…ー?」」


蒼ねぇが私の尋常じゃない震えに気づいた…


でも



“助けて”…


その4文字だけは蒼ねぇには言えない…



蒼ねぇは私の光だから…ー。



だから、ごまかしきれるか分からないけど私の精一杯の“偽”笑顔で蒼ねぇを騙すしか方法はない…



私の光を闇に染めないように…


「私行かない。

忙しいんだー…


蒼ねぇだけ行ってきな?


じゃ、学校の準備しなきゃいけないから…ー。」


蒼ねぇが口を開く前に私はこの場を立ち去った…ー