龍なる羽 壱【完】



―――――……「い…いやぁぁぁぁぁぁ!!


――っ!!!死なないでっ!!お願いだからっ!!」


「柚…お前は…幸せに生き、ろよ…

約、束守れなくてごめん、な

俺の分も生きろ!

柚は…俺の大事な――だから…な

蒼にも伝えてく、れ…


“ありがとう”って……」


「………え……?

うそ、でしょ…?

い…いやぁぁぁぁぁぁ!!!

いかないでっ!!


私をおいてかないでよっ!!」


「柚…落ち着きな」


「離してっ!!

私に触んないでっ!!」


パシッ!


「柚っ!!!

落ち着きなさいっ!!

ハァ…ハァ…」


「・・・蒼ねぇ…

ごめん」


ダダダ…


パシンっ!!!


「え…?」

「はっ…

あの人も死んでほしかったけど、何であんたも死ななかったわけ…?


あんた何か私の娘じゃないわ!

中学卒業したらすぐに出て行ってちょうだい!」


「ちょっと!お母さんっ!!


どういう事っ!!」


「蒼…あなたは家にいていいのよ。」


「なっ!そういう事じゃ…「蒼ねぇもういいよ…」柚…」


「あんたの言うとおり中学卒業したらすぐに家を出ます」


「ふっ…

まぁ…月に一度お金を送るわ。

あと、家も探してあげる。

私ただ、あんたの顔を見たくないだけなのよ」


「…分かりました…」