龍なる羽 壱【完】



柚「お姉ちゃん。


ごめんね」


いきなり柚が謝ってきた…


どうしたんだろ?


蒼「どうしたの?

いきなり……」


柚「お姉ちゃん……


私もうリスカしないよ……」


蒼「……っ」


いきなりすぎてビックリした。

でも…


蒼「柚。またリスカしそうになったらお姉ちゃんにいいな?


そしたら守ってあげる。


だから…もう自分を傷つけないで?」


最後のほうは自分でも分かるくらい声が震えた…


柚「・・・分かった。

お姉ちゃんありがとう。


だから泣かないで?」


泣いてる?


あ…


気づかないうちに泣いてたのかな…


頬が涙で濡れてる…


蒼「柚…

私がいるから…」


私はそう言いながら、可愛い世界で一番大切な妹を

そっと抱きしめた。


抱きしめた時に気づいた。


泣いてる……?


柚「うぅ…お姉ちゃん…

あ…り…がとう

グス…ふぇ…」


ふっ…


蒼「よしよし。


思いっきり泣きなさい!」


柚「う…うわぁーん…」


久しぶりに柚が号泣したところ見たな…


感情が出せるようになったんだね…



よかった…