その時
「ん…?」
柚が起きた
「柚李、起きた?」
「ん、椎也‥
椎也だ!!!」
…えーっと
どういう意味?
「要するに、《変装してた椎は椎だけど椎じゃなくて、今は柚李にとって本物の椎也だ》って事」
「あー、なるほど。
なぁ、柚李?」
「何ー」
「いい加減離れて」
「嫌」
そう言って俺の胸にスリスリしてくる柚李。
…さすがにもう理性がもたなくなってきた‥
だって、可愛すぎる!!!
それに、だ!!
「椎のにおい、大好きー」
って言いながらまたスリスリしてくる。
だぁー!!!
「直!!笑ってねぇで助けろよ!!」
「えー
見てんのおもしろいのにぃ」
こいつ‥
「直…?」
って言って妖しく笑えば、直の顔は一気に青ざめ、「柚、お菓子あげるから椎から離れて」と言った
柚は、そう言うのでつられるタイプだから簡単に俺から離れて直の所に行った
むかつくけど、助かったしいっか…
…はは、まだ青ざめてやんの!!
そんなに直の恥ずかしい過去知られたくないんだな
可笑しくて笑ってたら睨まれた
おー、怖い怖い(棒読み)
因みに直の恥ずかしい過去ってのは
《小さいときジェットコースターが怖すぎてちびっちゃったこと》


