龍なる羽 壱【完】



「……



愛してる」


「わた、しも…

愛してる」

「だぁー、泣くなよ」

「うぅ…」



あー!!やべっ…


俺行かなきゃ!!

じゃあな、柚李!!」


「えっ…

ちょ…!!

椎也!!」


呼ばれたけど、振り返る余裕がなかった

やばい、ホントにやばい


約束の時間過ぎてる…


それから、バイクを吹っ飛ばして赤羽の倉庫に行った


ガラ‥


「あ、愁来たー」

「遅ぇ」

「わ、悪ぃ…」

「ま、いっか

悠介」

「はいはい。

純」


「へーい

おーい!!

みんな集まれ」

「何すか?」

「言わなければいけないことがある

愁、来い」

え…

この空気の中でそこまで行くのか?

超視線が刺さってんだけど‥


「早く」


‥わぁーたよ


「で、何」


「こいつ、赤城愁


今日から‥‥


赤羽の幹部だ」


「「「はぁ!?」」」


うぉ、‥

下っ端のやつらとハモったし


でも何でいきなり幹部!?


「だって、お前喧嘩強いだろ?
だから」


「あ、そう‥」


「では、あいさつお願いします」


‥‥無茶ぶり


「えっと、赤城愁です

仲良くしてくれとは言わない

けど、まぁ‥よろしく」


こんなんでよかったのか?


「お前らしいな」


「「「よろしくっす!!」」」




―…で、今に至る…―