椎也side


あれは…3年くらい前かな


夜、公園にいたら涙に声かけられたんだ

「なぁ、お前こんな時間に何してんだ?

まぁー俺も言えないけど」

そう言って笑ったそいつの顔は無理してるように見えた

「…無理して笑うな」

「…っ!!

よく、分かったな…

見抜けたの俺の仲間以外お前が初めてだよ


そうだ!!お前名前は?」


「……赤城、愁」

この名前は前、適当に思いついた名前で、ハッキングされても実在するようにしてんだ

「ふぅーん、俺は神崎涙

涙でいいからな」

涙は偽りのない笑顔で言った