龍なる羽 壱【完】



……って、私何してんだろ

「ご、ごめっ」

慌てて離れようとしたら…

「駄目」

そう言われてぎゅーっとされた
「あぁー、久しぶりの柚だー

…俺も」

「えっ?」

「だから、…俺も会いたかった

柚李、お前に」


キュン…


「ばかぁ…

どん、だけ私が、心配したと思ってんのよぉ

うぅ…

ヒック…ふぇ…」

「ん、ごめんな…

俺もうお前に嫌われてると思って会えなかった…

ごめんな

泣くな?」


「う゛ん゛」

「はは、あーもう…

はいっ」

「んぐ」

口の中に何か入った

……「いちご飴」

「そー!好きだったよね?」

覚えててくれたんだ…

「ありがとう」

すごい嬉しい