「柚李?、どした」
陸が私の事“柚李”と呼ぶのは本当に私を心配しているときだけ
心配かけたなぁ…ー
「なんでもないよ!
私部屋に戻んね」
「おぉー」
「俺、部屋まで送るよ」
え…
「ほら行くぞ」
「ちょ、愁!?」
理季が呼んでも振り返らないで
愁ってやつは私の手首を掴んでお寿司屋を出た
ドキ…ー
また鼓動が早くなった
エレベーターに乗ると愁ってやつが口を開いた
「俺の事は怖くないの?
柚…ー」
ドクン…
ドクン…
この、声…
「椎、也…」
「はは、俺のこと覚えててくれたんだ」
椎はそう言って私の頭を撫でた
この手…
懐かしいなぁ…
「っ…!?柚、李?」
椎は驚いていた
何故なら私が椎に…椎也に抱きついているから
「会いたかった…ー。」


