龍なる羽 壱【完】



椎は、『“今は”捜さないでくれ』って言った


その“今は”って何?


……あぁ!!!もうわかんないっ!!


~♪

また電話…


今度はちゃんと名前を見た。

そこには、『陸』と出ていてなんだかホッとした…

もう混乱したくないからかな…

「はい」

「遅い。

もう少ししたら家着く」

ブチッ

もう切られちゃった…

話した時間、僅か20秒だよ?!

まぁ…いつものことなんだけど

と、早く準備しなきゃ!


私はハイスピードで着替えた


うん、すごいと思う


そこにタイミングよく

ピンポーン

家のチャイムが聞こえた

「はーい」

急いで階段を駆け下りてドアを開けた


「はよ」

「おはよ

陸ちょっとだけ上がって!

まだご飯食べてないの」

「分かった」

そういって陸は中に入った

私も同じようになかに入った


リビングに行くと机の上に朝ご飯が作られていた置き手紙も一緒に

手紙には
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私は先に学校行くからちゃんとご飯食べなさいよ

ーーーーーーーーーーーーーー
と書かれていた


朝ご飯は

パンとスクランブルエッグとベーコン

みたいな感じ

「いたたぎます」


10分後


「ごちそうさま」


お皿を片づけ終わって陸を見ると陸はテレビを見ていた


私は「陸行こー」と言って鞄を取った

陸は「あぁ」と言ってさりげなく鞄を持ってくれた


それからバイクに乗って学校に向かった