雨模様


クラスに入って、周りを見渡す。

女の子が多く目立っていた。


「ねえ…奈月?あれってもしかして…」


深紅が指をさす方を見る。


「…拓巳?」


一番後ろの席には拓巳がいた。

あたし達に気づいていないみたいで、電話をしている。