この男、偽装カレシにつき

コ、コイツ。
なんつー失礼な夢見てんの!(事実だけど)


スパーンッ!
思いっ切り頭を叩いたものの、起きる気配は全くナイ。


どうせ幼児体型ですよーだ。
色気だってないですよーだ。


だけど、そんな私を選んだのはアンタなんだからね!
なんて息を荒くしたものの。


くびれのない私を心地良さそうに抱きしめるセンパイを見ると、そんな怒りは一気に吹き飛んでしまう。


「当分、カノジョ兼抱き枕で我慢してやるか…」


こうして私は、これからも。
コイツの手の平で簡単に転がされていくのだった。



おわり