この男、偽装カレシにつき

チ、チエ?
今、チエって言った?!


キャーッ!


夢の中でも私のこと考えてるなんて。
何だかんだ言って私にメロメロなんだから。


浮かれながら、センパイのウェイビーな黒髪を指にくるくると巻き付けていると。


「…くびれがねぇぞ」


センパイはすやすやと寝息を立てながら、失礼極まりない言葉をつぶやいた。