この男、偽装カレシにつき

「も、もしかして…。
センパイって、私が思っているより、はるかに私のこと好きだったりします…?」


私の問いかけに、センパイは不機嫌そうに顔を背ける。


「答えたくない」


って、オーイ!
好きなら好きって、素直に言ってよ!


じゃあ何?
二股かけられて悩んだのも。
振られて傷付いたのも。


私が誤解してただけってこと!?


急に力が抜けて、私はがっくりと床に膝をつく。


勘違いした私が悪いって言われればそれまでだけど。


分かりにく過ぎるっつーの!