ドキーン!
久々に触れた橘センパイの体温に、私の心臓が騒ぎ出す。
ちょ、ちょっと!
静まれ心臓っ!
触れられたくらいで高鳴るんじゃないっっ!
動揺を必死に隠しながらセンパイを振り返ると。
「バッグの中身、確認しなくていいのかよ」
橘センパイは私のバッグを指差して言った。
確かに。
全開のまま2階から落としたんだもん。
中身が飛び出してもおかしくはない。
私は慌ててバッグを覗く。
えーと。
財布でしょ、定期入れでしょ。
教科書とノートは入ってなかったし(おい!)。
ケータイも、ストラップのクマも無事。
「大丈夫みたいです」
ホッと息をついた私に、橘センパイは顔をしかめる。
久々に触れた橘センパイの体温に、私の心臓が騒ぎ出す。
ちょ、ちょっと!
静まれ心臓っ!
触れられたくらいで高鳴るんじゃないっっ!
動揺を必死に隠しながらセンパイを振り返ると。
「バッグの中身、確認しなくていいのかよ」
橘センパイは私のバッグを指差して言った。
確かに。
全開のまま2階から落としたんだもん。
中身が飛び出してもおかしくはない。
私は慌ててバッグを覗く。
えーと。
財布でしょ、定期入れでしょ。
教科書とノートは入ってなかったし(おい!)。
ケータイも、ストラップのクマも無事。
「大丈夫みたいです」
ホッと息をついた私に、橘センパイは顔をしかめる。

