でも、憧れられるようなことしたっけ?
記憶にない…。
「なんで憧れ…?」
聞いてみると、その理由は様々だった。
「俺は中2んとき暴れてて…救われた」
恭弥。
「僕はねえ、助けてもらった!」
魁斗。
「だって強くて格好いいやん!イケメンらしいしぃ。そんで仲間思いやろ?」
白我。
「俺も、恭弥と一緒に暴れてたから」
勇汰。
「俺も、助けてもらいました」
藍鬼。
あ、何か思い出した、かも…。
まあ白我に至っては、実際にどうこうしたわけじゃねえけどよ。
「…あの時のだったのか」
「何か言ったか?」
「あ、いや…」
どうやら口に出ていたようだ。
あぶねえ。
それにしても、まさかあの時の奴らが“こっちの世界”に来てたとは。
でもまあ、正統派だし、そこは良いけどな。
