「小夜、今日も休み?そろそろ学校行かないと。受験でしょ?」

「うん…」


いつも口をすっぱくして言うお母さん

ごめんね
その頃はまだ外出る気になれなくて

「部屋行ってるね…ごめん」

そう言って現実から逃げていた


その頃の生活は極めて不健康で
昼間はずっと寝て夜はネットを徘徊して


そんな生活を送ってた

すっかり夜行性になった私は何事も投げやりになっていたんだ