天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅥ

「て事は…」

「うむ」

龍太郎の顔を見て、龍娘は頷く。

「お前も橘も、そういう意味では才能の持ち主だ。泥臭く汗臭く、努力を怠らずに地道に修行を続ける…恐らくはこの天神学園に名だたる実力者達もそうであろうよ」

武闘派教師陣だって、死神少女だって、小岩井だって、魔物や悪魔、人外の類だって。

修練を重ねて力を蓄え、己の中に眠る能力を最大限に操れるように精進して、やっと今の力を得たのだ。

「逆に言えば、奴らとて今のお前や橘のような修行時代があったという事だ。奴らも、私も…皆一様に泥臭く努力していた時期があったという事だ」