天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅥ

準備体操を終え、立ち上がった龍太郎は徐に『立禅』の姿勢をとる。

まだ龍太郎でさえ始めたばかりの修行法。

あれだけ鍛え上げた龍太郎の体でさえ、15分もすれば汗が滲み出してくる。

体からユラユラと立ち昇る湯気。

頬を汗が伝う。

「じゃ…僕も」

拓斗も見様見真似で『立禅』の姿勢をとろうとするが。

「あー…待て待て」

一人の女性が、拓斗を止めた。