カリナと話しているうちに、ホームルームに完全に遅れてしまった。
(やっべ…)
教室の後ろの引き戸をコッソリ開けて、四つん這いで入室する龍太郎。
「また遅刻ぅ?龍太郎」
葉っぱ姉がクスクス笑う。
眠り姫は片目を開けて龍太郎の姿を確認した後、再び眠りにつく。
「あっ、こら丹下君っ、何してたんですかっ」
龍太郎に気づいた副担任の古文教師が、『めっ!』とばかりに龍太郎を叱る。
「またホームルーム遅刻ですか丹下君、辛うじて2年進級を確保したのに、棒に振りたいのならばすぐに言って下さい?いつでも留年させる準備は出来てますよ?」
毒舌教師も辛辣な口調で龍太郎を責め嬲る。
(やっべ…)
教室の後ろの引き戸をコッソリ開けて、四つん這いで入室する龍太郎。
「また遅刻ぅ?龍太郎」
葉っぱ姉がクスクス笑う。
眠り姫は片目を開けて龍太郎の姿を確認した後、再び眠りにつく。
「あっ、こら丹下君っ、何してたんですかっ」
龍太郎に気づいた副担任の古文教師が、『めっ!』とばかりに龍太郎を叱る。
「またホームルーム遅刻ですか丹下君、辛うじて2年進級を確保したのに、棒に振りたいのならばすぐに言って下さい?いつでも留年させる準備は出来てますよ?」
毒舌教師も辛辣な口調で龍太郎を責め嬲る。


