「いつになったら友達になってくれるんだい、龍太郎君」

立禅真っ只中の龍太郎に、突然語りかけてくるのはレスクレ。

気配を殺して近づいてくるのだから。

「うひぃいぃいぃいぃっ?」

龍太郎としては悲鳴を上げるしかない。

「龍太郎君、まさか僕が悪魔だから差別してるのかい?」

「そそ、そういう訳じゃねぇけどよぉ…」

「仲良くなったら、カルト教団会員限定のサバトにも特別に招待してあげるよ?何なら会員になる?今なら会員番号666のレア会員証がもらえるよ?」

「いっ、いらねぇよ!そんな縁起悪ィ番号!」