「効いてねぇ訳ねぇだろ」
言いつつも、龍太郎はムクッと起き上がる。
「いってぇ…頭がクラクラしやがる」
とか言いつつも、足元がおぼつかないような様子はない。
幻の技とまで言われる山嵐まで食らったのに!
「簡単さあ…」
建布都は不敵に笑った。
「龍太郎、お前…『硬気功』使ったな?」
「……まだ不完全だから、完璧にはダメージを防げねぇけどな」
痛みに顔を顰める龍太郎。
それでも建布都は寸打ちや二枚蹴りを打ち込んだ際に、人ならざる肉体の『硬さ』を龍太郎から感じていた。
言いつつも、龍太郎はムクッと起き上がる。
「いってぇ…頭がクラクラしやがる」
とか言いつつも、足元がおぼつかないような様子はない。
幻の技とまで言われる山嵐まで食らったのに!
「簡単さあ…」
建布都は不敵に笑った。
「龍太郎、お前…『硬気功』使ったな?」
「……まだ不完全だから、完璧にはダメージを防げねぇけどな」
痛みに顔を顰める龍太郎。
それでも建布都は寸打ちや二枚蹴りを打ち込んだ際に、人ならざる肉体の『硬さ』を龍太郎から感じていた。


